2015年11月26日木曜日

入籍について

入籍日は11月2日でした。
そう言うと、「どうしてその日にしたの?」と結構聞かれるのですが、特に意味はありません。

①平日のほうが、婚姻届に不備があったときに、すぐ対応できると思った
②11月1日が日曜、11月3日が文化の日で祝日だったので、この日に有休をとれば4連休だった
③11月1日に両家顔合わせをして、双方の親に婚姻届の保証人欄にサインしてもらったので、あまり寝かせずに提出しようと思った(大事な書類を長く持ちたくなかった)
④大安だった

理由づけるならば、だいたいこんな順番です。

実は夫が11月22日生まれで、「いい夫婦の日」なので、この日にする?という案もあったのですが、私は記念日はたくさんあったほうがいいと思うタイプなので、特に由来のない日でむしろよかったです。
「29歳と34歳」という組み合わせが好きだった、というのもあります。

ただ、11月は個人的に1年で一番好きな月なので、書類上でも特別な月になったのは嬉しかったです。
Sweet Novemberというやつですね。

私は本籍が広島なので、親に戸籍謄本を取ってもらい、顔合わせのときに東京に持ってきてもらいました。
婚姻届は見本を見ながら慎重に記入した・・・はずだったのですが、「父母の氏名」 のところで、うっかり母親の名前をフルネームで書いてしまうというミス(両親が婚姻中の場合は、母親の名字は書かない)をやらかしてしまいました。
すわ書き直しか!?と焦りましたが、「婚姻届の不備は、よほどのことじゃない限り、窓口で修正してくれるから大丈夫」というネットの書きこみを見て、心を整えました・・・。
結果的には、その通り全然大丈夫でした。
夫と妻、双方の印鑑と、身分証(私はパスポートにしました)は忘れずに!

ちなみに新たに設定する本籍地は、10月まで住んでいた私の前の家の住所にしました。
古い住所にするというのも変な話ですが、私と夫の思い出の場所だというのと、ちょっと珍しい、縁起のいい珍しい住所だったので。
また、前の家と新居は同じ区内なので、何かあったときも別に面倒ではないだろうという判断からです。
区役所にはふたりで行って、1時間ほど待ったあと、無事に受理してもらいました。
昼時だったので、待っている間に近所の有名なうなぎ屋さんに行きました。うな重をふたりで食べたの、お祝いっぽくて楽しかったです。

2015年11月20日金曜日

BAILA12月号別冊「大人のスモール婚」

11月発売の『BAILA』12月号に、「大人のスモール婚」という別冊がついていたので、買ってみました。
最初は立ち読みでもいいかな~と思っていたのですが、これだけで88ページという大ボリューム。
モデルの比留川游ちゃんが着ていたドレスが可愛かったのと、手頃価格のリング紹介があったのが、購入の決め手です。
リング企画はどのウェディング雑誌にもありますが、ハイブランドがメインで、見ているぶんには楽しいけど自分の予算とは合わない・・・ということが多々あるので、地に足着いた価格帯のリングがたくさん見られて参考になりました。
また、ドレスやテーブルのスタイリングも、全体的にガーリーでヌケ感があるので、普段そういうファッションが好きな人にはいいと思います。

ちなみに游ちゃんが着ていたのは、David Fielden(デヴィッド・フィールデン
イギリスのブランドで、デザイナーのデヴィッド・フィールデンは、ダンサー、舞台衣裳デザイナーとして活躍したあと、ドレスデザインの世界へと転身を遂げた方だそうです。
同じドレスの画像は見つけられなかったのですが、これはちょっと近いかも。
チュールとレースの組み合わせに弱いので、このブランドのデザインはかなりツボに入りました。
このへんも好き!


マグノリアホワイト、ノバレーゼ、Mirror Mirrorあたりで取り扱っている模様。
品があって、ヴィンテージ感があって、Aラインで、プリンセシー過ぎないドレスが理想です。
まあ試着してみないと自分に似合うかどうかはわからないと思いますが、とにかく見てるだけでも幸せ!

2015年11月16日月曜日

両家顔合わせ

結婚が決まったあと、両家顔合わせを催しました。
私と夫の希望で、結納はせず、少しきちんとした食事会という体です。
場所は、マンダリオンオリエンタル東京の中華料理センス
出席者は私、夫、私の両親、夫の両親の計6名。ひとり8800円のランチコースです。

センスを選んだ理由ですが
・懐石やフレンチに比べて、中華は堅苦しくなく、しかもお手頃価格なこと
・景色が良く、東京スカイツリーがよく見えること
・私の家族が中華料理が好きで、お正月などのお祝いごとにはホテルの中華を食べに行っていたこと
・夫の家族はお酒好き、一方私の両親はあまりお酒が飲めないが、それでもお互い楽しめる料理にしたいこと
などからです。フォーク&ナイフより箸がラク、なるべく座敷より椅子がいい、などの面からも、私の場合は中華がベストでした。
ペニンシュラのヘイフンテラスと迷ったのですが、景色がいいほうが話のネタになりそうだなと思って、センスにしました。

お天気は快晴! スカイツリーが個室からもよく見えました。
はじめに、夫から「今日は遠方からお越しいただき、ありがとうございます。このたびは私たちの結婚をお許しいただきまして、ありがとうございまし た。今日は両家の親交を深めるきっかけにできたらと思っています。たくさん食べて、飲んで、ぜひ楽しんでください」といった感じの挨拶を。それからビールで乾杯しました。
この挨拶の文言は、私が事前に夫に仕込んでおきました。
彼はなかなかの照れ屋なので、訥々と一生懸命話していましたが、まあそれもご愛嬌ということで・・・。
婚約指輪があればお披露目してもよかったのですが、まだ買ってないので、「婚姻届の保証人欄に、夫の父と私の父に、それぞれサインしてもらう」というのをイベント代わりに行いました。

噂にたがわず、お料理がとーっても美味しかった!



特に写真1枚目の前菜で出てきたクラゲ(こんなにコリコリしたのは初めて食べました)と、4枚目のおこわチャーハンが特に美味しかったです。
デザートまで含めて、ちょうどいい量でした。
個室料1万円と、酒代(結構飲みました)、サービス料あわせて、最終的に10万円強くらい。
支払いは当初は両家で折半にする?とも話していたのですが、私の両親が遠方から来るということで、 私と夫で両家の両親を招く、ということにしました。といいつつ、夫の両親が事前に夫にまとまったお金を渡してくれたので、余剰分のみ夫婦で払った形です(親に甘えっぱなし・・・)。
予約時に「顔合わせで利用します」と伝えましたが、特にそれに対応したサービスなどはありませんでした。


衣装は、FOXEYのノースリーブドレス+TOCCAの白ジャケット。アクセサリーはパールで統一しました。
ドレスは、最初は黒や紺で探そうかなと思っていたのですが、母の「花嫁が主役なんだから、明るい色を着るべき!」というアドバイスに従いました・・・というか、押し切られました。
結果的には、素敵なドレスを買ってもらったので、文句はまったくありません。
一生縁がないと思っていたFOXEY、こんなところで買うことになるとは。
普段はルミネで洋服を買っている身としては、FOXEYは正直お高かったですが、素材の良さ&シルエットの綺麗さは、買う価値があるなあと思わされました。
膝下丈のプリーツなので、たくさん食べてもお腹が目立たないのがありがたかったです。

メイクは茶系のアイメイク&ピンクのチーク&リップでお嬢さん風に。
ネイルはCHANELのヴェルニ495 MICA ROSEという薄いパールピンク。
かなり淡くて上品な色なので、こういった場にはまず間違いない色だと思います。
髪は美容院で軽くセットしてもらいました。

センスはずっと行きたいレストランだったので、顔合わせを開催できて幸せでした。
両家顔合わせの場所は、格式はもちろんですが、美味しくて景色がよく、アクセスのいい場所がおすすめです。

2015年11月14日土曜日

挙式スタイルの選び方

続いて、挙式について。
私は人前式を選びました。

大学生の頃、はじめて親戚の結婚式に参加したのですが、そこでいわゆる「カタコトの牧師と、おしゃれチャペル」を目の当たりにしたとき、個人的に違和感を抱いてしまいました。
私自身は特定の宗教は信仰していないのですが、 中高と厳しめのカトリック女子校に通っていたし、周囲にクリスチャンの友人もいるため、どうしても「宗教=それなりの心構えと勉強をして臨むもの」というイメージがあります。
なので、もしキリスト教式にするならば、プロテスタントではなくカトリックだなと思っていました。
ただ、カトリックの場合は、事前にきちんと講習会に通うことになります。
夫は特に宗教にこだわりがないし、私もそこまでするほどカトリックの教義に共感するかと言われれば、うーん?
というわけで、キリスト教式は候補から外れました。

神前式も参列するぶんには好きなのですが、あまり和装に興味がないので、積極的に食指が動かず・・・。
やるとしたら、好きな神社である日枝神社か愛宕神社かなと思ったのですが、前者は友人2名が挙げてしまっているし、後者はアクセスが悪いので、やはり候補から外れました。

というわけで、人前式が最後に残った、というのが正直なところです。
実は式場に行くまで、夫と挙式スタイルについてきちんと話し合ったことがなく、プランナーさんに「挙式は何をお考えですか?」と言われ、顔を見合わせて「人前式・・・でいいよね?」「うん、別に・・・」くらいのテンションだったという。
恥ずかしながら、「じんぜんしき」と読むのか「ひとまえしき」と読むのかすら、よくわかっていなかったという体たらくでした。

今は、どういう形で誓いを立てるかを考えているところです。
お酒好きな友人カップルが、「シャンパンの栓を抜いて乾杯する(栓を抜くときのポンッという音に、魔除けの効果があると言われているそうです)」という演出をしていて、とても素敵だったので、真似させてもらおうかなと思ったりもしています。

式場の選び方


結婚式のキーとなる、式場選び。
本来ならば複数のウェディングフェアに行って、試食したり会場を見比べたり・・・ということをするのだと思いますが、私の場合は一発で決めてしまいました。

まず、「自分たちらしい場所であること」を一番に考えました。
なんというか、普段はその街にそれほど行かないのに、結婚式だけ急に「南青山 アンジェなんとか」とか「なんとかフェリーチェ代官山プレミア」みたいなキラキラしたところを選ぶのは、恥ずかしいなと思ったのです(名前はイメージです)。
かといって、パレス! コンラッド! グランドハイアット!(バーーン!)というのも、身の丈に合っていない。
もちろん予算の問題もあります。
どうせオプションでいろいろ釣りあがってしまうだろうと思ったので、スタンダードの初期見積もりが、なるべく明快でお手頃であること。
具体的には、80人で300万円くらいと考えていました。
さらに食事が美味しいこと、これまで呼んでもらった友人の結婚式となるべく被らないこと、建物の雰囲気がいいこと、私の実家が遠方なので、東京駅からアクセスしやすい丸の内~銀座周辺エリアであること・・・など考えると、選択肢はそう多くありませんでした。

入籍日は平日で有休をもらっていたので、区役所に行ったあとに、第一候補の式場に行きました。
フェアの日のほうが雰囲気がわかるかなあと思っていたのですが、平日なのでむしろじっくり見学でき、式場の方も普通のテンションだったのが、かえってよかったです。
あまりガツガツしていない式場で、持ち込みの制約もゆるめなことに好感を持ちました。
5月はハイシーズンなので、「この時期に探しても、すでに埋まっているかも」という心配もありましたが、運よく1日空いていてラッキー。
さらに、見せてもらった写真サンプルに好みのテーブルコーディネートがあったので、具体的なイメージができました。
その日は仮予約して帰り、数日後に本申込みの連絡をしました。

ここまで書いておいてなんですが、式場の名前は、式が終わるまで念のため伏せておこうと思います。すみません。
(更新するうちに、なんとなく気づかれる方もいるかもしれませんが)
イベントを盛り込むより、食事と会話をゆっくり楽しめる、ゲストフレンドリーな式にしたいです。
あと、式場自体は決めてしまいましたが、後学のため&テーブルコーディネートの参考のため、都合のあうウェディングフェアには行ってみようかな~と思っています。

2015年11月13日金曜日

はじめに

はじめまして。
ここでは、結婚に関するあれやこれやを、どんどん綴っていこうと思います。
これまでは結婚式に出席する側として、「結婚式、楽しいねー」くらいにのんびり構えていましたが、自分がいざ結婚する段になっていると、決めることや考えることのなんと多いことか。
しかも、いわゆる「プレ花嫁」という、ごく限られた期間の人たちだけがそれに直面しているせいか、具体的なノウハウがなかなか共有されていない(もしくは、簡単にアクセスできない)ように感じます。

結婚準備期間は、「社長か!?」というくらいたくさんの選択と金の計算をすることになります。
そのとき感じたこと、悩んだこと、解決策、アイデア、ノウハウが、特に引き継がれることのないまま思い出になるなんてもったいない。
というわけで、自分の備忘録としてはもちろんですが、このブログがどなたかの参考になれば嬉しいです。

私のプロフィールは、こんな感じです。
1986年生まれ、現在29歳。東京在住。
2015年11月に入籍し、2016年5月に挙式を予定しています。
ちょうど、あと半年というところです。
夫とは2年半ほどの交際ののち結婚。彼は5歳年上です。

ここまでに至るイベントを時系列で。

2013年6月 交際開始
2015年5月 私が夫の家族に会う
2015年8月 夫が私の家族に会う
2015年9月 プロポーズ
2015年10年 新居に引っ越し(二人暮らしスタート)
2015年11月 両家顔合わせ
        入籍
        式場&挙式日程決定
        ブログ開設(←今ココ)


最後に、 ブログタイトルについて。
結婚式だけでなく、結婚にまつわるすべてのことが「自分をプレイヤーにした、ひとつの壮大なプロジェクト」だと感じることが多いので、THE MARRIAGE PROJECTと名付けました。
やらなくてはいけないことがたくさんあるけど、だからこそ面白い!とワクワクしています。

ついでに、『Marriage Plot』という海外小説のネーミングにもかけています。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。