2016年4月16日土曜日

前撮りについて その1(企画や準備)

4月のはじめの日曜日、前撮りをしてきました。
結論から言うと、すっごく楽しかった!
夫も楽しんでいたし、記念になったし、結婚式の予行演習にもなったしで、やって良かったです。
なにより前撮りって、編集者として培ってきたスキルを全部使う作業だな!と思いました(この後、今回の写真を使ってプロフィール冊子も作るので……責了するまでが前撮りです) 。

【ロケーション】

私たちの撮影ロケーションは
・雀荘(新橋)
・日比谷公園
・荒木町(四谷三丁目)
の3か所です。

3月に兄の結婚式で京都に行く機会があったため、当初はそこで和装をしてもいいかなと思っていました。
ただ、夫はシャイで、写真を撮られるのが苦手なタイプ。
知らない場所で知らないカメラマンさんに、慣れない和装で撮影というのはハードルが高いだろうなと思って断念しました。自分としても、結婚式の翌日にまた前撮りは疲れるかなと。

東京で撮るならどこがいいか? と考えて思いついたのが、雀荘でした。
夫は麻雀が大好き。私もたまにやるし、彼の麻雀友達とも普段から仲良くさせてもらっています。
また、撮り方によってはカジノっぽい雰囲気も出せるのではないかと思い、ふざけた写真も、格好いい写真も、両方いけるのではと。

イメージはこれです!
去年、夫と一緒にライブに行ったプログレバンド、キングクリムゾンのアー写が格好良くて・・・。メンバーが正装でバシッと決めている感じを、雀荘で再現できたらと。

とはいえ、雀荘のほかのお客さんの対局を邪魔するわけにもいきません。そこで、個室のある雀荘を探しました。
盤は絶対グリーン!と思っていたんですが、青とかグレーのお店もあって。イメージ通りの個室を見つけるのは意外と時間がかかりました。
最終的に新橋の雀荘に電話をかけ、「結婚式の前撮り写真をどうしても撮りたくて……」と直談判。店員さんがいい人で、全然大丈夫ですよ!と快諾してもらえました。時間は2時間予約しました。

【カメラマン】
仕事でお世話になっているプロのカメラマンさんにお願いしました。
「普通の前撮りは得意分野じゃないけど、雀荘ならぜひ!」ということで引き受けていただきました。
また出演者として、私たち以外に、麻雀好きな夫の友達、私の友達にもドレスアップして来てもらいました。
お礼はもちろん、場代です!

【衣装・アクセサリー類】
以前記事にした、二次会用のドレスを着ました。
ヘッドアクセサリーは、もともと持っていたフェザーのカチュームを使用。イヤリングと靴は2種類使いました。
夫は手持ちの礼服に、私がもともと持っていた蝶ネクタイにしました。
ブートニアがなくても、蝶ネクタイだと新郎感が出ておすすめです。

【ブーケ】
前日夜に、青山フラワーマーケットで購入。
結婚式当日は白系のブーケを考えているので、まったく違う、濃いピンク~パープルの大人っぽい色合いで作ってもらいました。ダリア、シャクヤクなどが入っています。お値段は4000円。好みもあると思いますが、前撮りならこの内容で充分だなと思いました。
当初は造花も考えましたが、生花のほうが好きだし、香りも芳しくて良かったです。
へたることなく1日持ってくれました。 終わって2週間くらいはキレイに咲いておりました。
リボンは、家にあった、薄ピンクのグログランリボンを巻きました。

【ネイル】
ブーケの色合いに合わせて、パープルのフレンチに。
境目には細いゴールドで線を引いてもらいました。
前日夜に駆け込みでお願いしたのですが、ブーケをその場で見せてやってもらったので、結果的にイメージ共有がしやすかったです。

続きは、撮影当日編にてリポートします。

2016年4月6日水曜日

婚約指輪について

結婚指輪と順番が逆になってしまいましたが、婚約指輪が届きました!
Etsyというアメリカのハンドメイド通販サイトで見つけました。
まるでクジャクの羽根みたいな、どこかヴィンテージでゴージャスな雰囲気に惹かれました。
2本のリングが重なっていて、重ね付けしても、別々に付けても、どちらでも楽しめます。
イスラエルにあるartemerというジュエラーの商品です。

貴金属にもともとそれほど興味がなく、婚約指輪もピンとくるものがなくて、無理に買う必要はないかな~と思っていました。
が、たまたまネットでこれを見つけ、「私の欲しいエンゲージリングはこれだ!」と確信。自分の好みど真ん中の指輪でした。
海外通販ということにじゃっかんの不安はありましたが、レビューでも評判のいいお店なので、思い切って購入することに。お値段は110ドル。日本円にして13万円弱でした。
ただし、ここで問題が……。
Etsyでの決済はpaypalが基本となるのですが(店によってはクレジットカード対応しているところもあります)、10万円以上のものを初めて購入するには、本人認証を経てアカウントをアップグレードする必要があるのです。
これがめちゃくちゃ面倒くさかった!

免許証があれば一発なのですが、あいにく持っておらず、もうひとつの1枚で本人認証できる住基カードも、運悪くマイナンバーのせいで新規募集を終了したばかり。マイナンバーはまだpaypalでは証明書として認められていません(2016年1月時点)。
となるとパスポートか保険証+公共料金支払い証明書を提出なのですが、現在うちの公共料金は夫の口座から払っています。
paypalに問い合わせたところ、公共料金の名義は夫でもよくて、同一世帯であることがわかればいいとのこと。ここで、まだ旧姓のパスポートは使用できず、新姓の保険証のみが使えることになりました。
しかし今度は、公共料金をクレジットカードで払っているので、手元に領収書がなく、このために発行申請しなければいけません。
東京電力に問い合わせたのですが、まず夫にそれをやってもらうのに時間がかかりました(俺がそれをやらなきゃいけないの?という感じで、なかなかやる気を出してくれず)。必要事項を聞いて、発行手数料となる定額小為替400円を郵便局で購入し送付して、ようやく公共料金の支払い証明書を入手。
ちなみにこの手数料は、paypalに申請すれば、あとで支払ってくれます! とはいえ郵便局に支払う手数料や、東京電力へ送る切手代などは自分持ちですが。

あとはこの証明書を送るだけ!と思ったら、さらなる試練が。paypalは旧姓のときから使っていたので、アカウント名はもちろん旧姓で登録されていました。
新姓の証明書を出すとなると、アカウント名を変更しなければと思ったのですが、これまた手続きが煩雑。そのためにもまた証明書などが必要だったりして、じゃあもうひとつアカウントを開設したほうがはやいじゃん! ということで、新姓で新しいアカウントを開設しました。
うう、ますます選択制夫婦別姓制度への思いを強くした経験でした・・・。
さておき、新アカウントで証明書を提出すると、数日後にpaypalから暗証番号が郵便で送られてきました。これを入力して、ようやくアップグレードが完了です。

こうして注文できたのですが、イスラエルからの船便ということで、届くまで3週間以上かかりました。
最後は本当に届くのか不安になりましたが、ポストに「差出人 イスラエル」という不在票を見つけたときは嬉しかったです。郵便局の人、大雑把!
イスラエルの第2の都市・テルアビブからはるばる来てくれた指輪が愛おしいです。

結婚指輪がシンプルなホワイトゴールドだったので、婚約指輪は思い切り個性を出してよかったと思っています。
artemerは、ほかにも素敵なデザインの指輪がたくさん。次はエメラルドも気になります。
安くはないのでなかなかすぐには買えませんが、何かの記念のときに、買い集めていけたらいいなと思います。


ちなみに、私から夫へのお返しは将棋盤です。7万円くらいでした。
あまり物欲のない男ですが、趣味の将棋に関しては一生ものがほしい!と思っていたようで、実際買って1~2か月は、毎日のように眺めたり磨いたりしていたので、喜んでいるようでよかったです。

結婚準備の経過報告 残り1か月半

時間が経過するのはなんて早いのでしょう・・・気づけば、結婚式まで残り1か月半になってしまいました。
本当は残り2か月時点で経過報告したかったのですが、バタバタしているうちに過ぎてしまいました!
というわけで、残り1か月半時点での現状まとめです。
この1か月半の間に済んだことには下線を引いています。

●済んでいること
〈衣装・指輪関係〉
・本番ドレス決定
・二次会ドレス決定
・ブライダルインナー購入
・婚約指輪購入
・結婚指輪購入
・小物合わせ 第1回
・新郎衣装決定

〈美容関係〉
・パーソナルトレーニング⇒結婚前から定期的に通い中
・美容鍼⇒11月から定期的に通い中

〈ペーパーアイテム関係〉
・招待客リストアップ
・ロゴマーク決定
・招待状発送
・お車代用ポチ袋購入(一部)

〈式場関係〉
・司会者決定
・受付の人選(が、夫はまだ友達に連絡してないことが判明・・・)
・料理決定
・クロスやナフキンのカラー決定

〈演出関係〉
・生演奏打ち合わせ

〈二次会関係〉
・会場決定
・幹事、受付などの人選

〈前撮り関係〉
・撮影終了

〈入籍関係〉
・入籍済み
・引っ越し済み

●これからやること
〈衣装関係〉
・式1週間前 最終小物合わせ
・外注する小物の手配

〈美容関係〉
・ヘアメイク打ち合わせ⇒日程決定
・ブライダルエステ、ネイル、シェービング 日程申込み(直前1週間くらい?)

〈ペーパーアイテム関係〉
・返信ハガキの集計
・席次表、名札の発注
・パンフレット作成

〈式場関係〉
・装花打ち合わせ
・ウェルカムスペースDIY⇒ある程度のイメージはできた感じ

〈引き出物関係〉
・引き出物、引き菓子決定⇒一部購入。4月末までに決定
・プチギフト決定⇒内容は決定。購入・ラッピングはこれから

〈演出関係〉
・BGMリストアップ
・オープニングムービー作成
・プロフィールムービー作成

〈二次会関係〉
・招待客リストアップ
・幹事と会場との打ち合わせ

ここにきて、ようやく結婚式の全貌が見えてきた感じです。
大きく前進したのは、挙式と披露宴の内容です。あとはお花と引き出物が決まれば、大枠は決定となります。
引き出物、自分の中ではほぼ内容が決まっていて、あとは実際にデパートに行って申し込むだけなのですが、夫があまりにも引き出物に興味がなく、しかもデパートなどの人混みが苦手なタイプなので、なかなか進みません。
かといって全部私が決めるのもよくないし、難しい! 
4月末までの土日というと、なにげにもう日数がないので、今週か来週には決めたいところです。

また前回の投稿後、挙式中の生演奏の打ち合わせに行ってきました。
音楽事務所の方がとても前向きで、いろいろと有意義な打ち合わせができました!
なんと、式場史上初の「キーボード・エレキベース・パーカッション」という体制になりそうです。
懸念していた追加金額も、「プラス10万円くらい取られるのでは?」と震えていたのですが、拍子抜けするくらいお安くて。良心的な式場で本当によかったです。
ただ、そのぶん音楽で決めることがバーッと増えました! まあこれは夫の希望でもあるので、主に夫に任せます。 楽しい悩みですね。

生演奏以外でも、私がやりたいと思っている挙式の演出が、やはり式場では初めてのことらしいのですが、「なかなかない機会なので、こちらとしても楽しいです!」とプランナーさんに言っていただけて、安心しています。
招待客の方々にも楽しんでもらえるといいな!

前撮り、婚約指輪、美容については、また別で記事にします。

2016年4月3日日曜日

式場との打ち合わせ 第2回

月をまたいでからの更新となってしまいましたが、3月中旬に、第2回式場との打ち合わせを行いました。
今回は3時間+フルコース試食という長丁場が予定されていたにもかかわらず、なんと前日飲みすぎて、夫婦そろって寝坊。式場からの電話で起きるという体たらく。申し訳ありませんでした・・・。
なんとか巻きまくって、結局打ち合わせは1時間45分くらいで済みました。

今回と次回の流れです。

3月 第2回打ち合わせ
【内容】
・挙式の内容の検討
・披露宴の内容の検討
・配席表のレイアウト決定(席次はこれから)
・生演奏&BGMの検討
・ペーパーアイテムのスタイル決定
・テーブルクロスとナフキン決定
・食事内容決定

【宿題】
・司会者打ち合わせ用のプロフィール表記入
・引き出物&引菓子決定
・返信ハガキ集計
・席次決定
・ペーパーアイテムの外注
・ブライダルヘアメイクリハーサル日申込み
・美容着付けリスト決定
・宿泊・駐車場リスト決定
  
4月末 第3回打ち合わせ
【内容】
・司会者との打ち合わせ
・挙式&披露宴の内容決定
・装花打ち合わせ
・ブーケ手配(外注の場合)
・生演奏&BGM決定
・搬入物のチェックリスト提出

別途、平日に新婦のブライダルヘアメイクリハーサルを行います。

今回の打ち合わせで、かなり具体的になってきました。
料理と会場コーディネートが決定したので(花は次回)、一安心です。
会場のイメージは「紺・ゴールド・白で、どこかヴィンテージで外国っぽい雰囲気」というのが念頭にあったので、イメージ資料を印刷していきました。
ドレス選びのときもそうでしたが、資料を集めて印刷して持っていくのは、とても大事だと思います。
タブレットもいいと思いますが、紙のほうがパッと見たときわかりやすいですね。
おかげで、テーブルクロスとナフキンは10分くらいで決まりました。決まらない人だと1時間くらい悩むそうで、「決めるの早いですね!」とプランナーさんに言われて嬉しかったです。
式場はクロスの色やテーブルランナー、ナフキンの色、さらに折り方の種類がたくさんあったので、予習せずに行くと決めるのは大変だろうなと思いました。
資料を用意するのは、対プランナーさんという意味でもそうですが、対夫という意味でも有効です。資料を見ながらだと、YESとNOがハッキリわかりやすくなります。

続いてBGM。この式場では、挙式で生演奏をしてもらえます。
楽器が「オルガン+何か」でいくつかの中から選べるのですが、 チェロあたりかな~と思いきや、それまで何も言わなかった夫が口を開き「ウッドベースにしたい!」と・・・。
ウッドベースって相当地味だよ、大丈夫!?と心配したのですが、彼の好きなアーティストの曲(ベースがメイン)を演奏してもらうことをひらめいたとのこと。
ふたりでライブに行ったこともあるし、私自身好きな曲でもあったので、ダメもとでプランナーさんに「この曲をこうういうふうにアレンジして弾いてほしい」とお願いしたところ、後日奏者の方がぜひやりたいと言っている、という返事をいただきました。
さらに、「こちらからもいろいろとご提案したい」と言っていただき、イレギュラーな打ち合わせをすることに。
先方にはご迷惑をおかけしますが、こうやって有機的に話が膨らんでいくのは素晴らしいことだし、結婚式にあまり興味のない夫もやる気を出してくれたので、言ってよかったな~と思いました。

料理はフルコースを試食。今回は有料で、本番同様の内容をがっつり出していただきました。
前回は飲めなかったアルコールもたくさん飲めて満足(それでもビールを追加したのですが・・・)。
アレンジメニューもいただいたのですが、基本のコースがちゃんと美味しくて全体もまとまっていたので、あまり奇をてらわない構成にすることにしました。
その分、肉質のアップグレードや、酒類の追加を行います!
お酒は結局みんなそこまで飲まないかもしれないけど、華やかな感じが出るし、何より自分たちがお酒好きなので、こだわりたいと思います。

最後に。3月に会社の人事異動があり、もともと出席を打診していた上司が別の部署になってしまい、別の人が上司になる・・・などのイレギュラーな事態があったのですが、式場に相談して、人数を増やしてもらうことになりました。
4月以降だと間に合わなかったかもしれないので、ギリギリ何とかなってよかったです。
きっちり人数調整した!と思っても、やはりこういう不可抗力もあるし、披露宴は自分たちだけの話じゃないのだなということがよくわかりました。

結婚式まで2か月を切り、いよいよ仕事との両立が厳しくなってきましたが、この経験を通じて一人前のレディになれるような、嬉しい予感もしています。
プレ花嫁の皆さま、一緒に頑張りましょうね!