2016年4月6日水曜日

婚約指輪について

結婚指輪と順番が逆になってしまいましたが、婚約指輪が届きました!
Etsyというアメリカのハンドメイド通販サイトで見つけました。
まるでクジャクの羽根みたいな、どこかヴィンテージでゴージャスな雰囲気に惹かれました。
2本のリングが重なっていて、重ね付けしても、別々に付けても、どちらでも楽しめます。
イスラエルにあるartemerというジュエラーの商品です。

貴金属にもともとそれほど興味がなく、婚約指輪もピンとくるものがなくて、無理に買う必要はないかな~と思っていました。
が、たまたまネットでこれを見つけ、「私の欲しいエンゲージリングはこれだ!」と確信。自分の好みど真ん中の指輪でした。
海外通販ということにじゃっかんの不安はありましたが、レビューでも評判のいいお店なので、思い切って購入することに。お値段は110ドル。日本円にして13万円弱でした。
ただし、ここで問題が……。
Etsyでの決済はpaypalが基本となるのですが(店によってはクレジットカード対応しているところもあります)、10万円以上のものを初めて購入するには、本人認証を経てアカウントをアップグレードする必要があるのです。
これがめちゃくちゃ面倒くさかった!

免許証があれば一発なのですが、あいにく持っておらず、もうひとつの1枚で本人認証できる住基カードも、運悪くマイナンバーのせいで新規募集を終了したばかり。マイナンバーはまだpaypalでは証明書として認められていません(2016年1月時点)。
となるとパスポートか保険証+公共料金支払い証明書を提出なのですが、現在うちの公共料金は夫の口座から払っています。
paypalに問い合わせたところ、公共料金の名義は夫でもよくて、同一世帯であることがわかればいいとのこと。ここで、まだ旧姓のパスポートは使用できず、新姓の保険証のみが使えることになりました。
しかし今度は、公共料金をクレジットカードで払っているので、手元に領収書がなく、このために発行申請しなければいけません。
東京電力に問い合わせたのですが、まず夫にそれをやってもらうのに時間がかかりました(俺がそれをやらなきゃいけないの?という感じで、なかなかやる気を出してくれず)。必要事項を聞いて、発行手数料となる定額小為替400円を郵便局で購入し送付して、ようやく公共料金の支払い証明書を入手。
ちなみにこの手数料は、paypalに申請すれば、あとで支払ってくれます! とはいえ郵便局に支払う手数料や、東京電力へ送る切手代などは自分持ちですが。

あとはこの証明書を送るだけ!と思ったら、さらなる試練が。paypalは旧姓のときから使っていたので、アカウント名はもちろん旧姓で登録されていました。
新姓の証明書を出すとなると、アカウント名を変更しなければと思ったのですが、これまた手続きが煩雑。そのためにもまた証明書などが必要だったりして、じゃあもうひとつアカウントを開設したほうがはやいじゃん! ということで、新姓で新しいアカウントを開設しました。
うう、ますます選択制夫婦別姓制度への思いを強くした経験でした・・・。
さておき、新アカウントで証明書を提出すると、数日後にpaypalから暗証番号が郵便で送られてきました。これを入力して、ようやくアップグレードが完了です。

こうして注文できたのですが、イスラエルからの船便ということで、届くまで3週間以上かかりました。
最後は本当に届くのか不安になりましたが、ポストに「差出人 イスラエル」という不在票を見つけたときは嬉しかったです。郵便局の人、大雑把!
イスラエルの第2の都市・テルアビブからはるばる来てくれた指輪が愛おしいです。

結婚指輪がシンプルなホワイトゴールドだったので、婚約指輪は思い切り個性を出してよかったと思っています。
artemerは、ほかにも素敵なデザインの指輪がたくさん。次はエメラルドも気になります。
安くはないのでなかなかすぐには買えませんが、何かの記念のときに、買い集めていけたらいいなと思います。


ちなみに、私から夫へのお返しは将棋盤です。7万円くらいでした。
あまり物欲のない男ですが、趣味の将棋に関しては一生ものがほしい!と思っていたようで、実際買って1~2か月は、毎日のように眺めたり磨いたりしていたので、喜んでいるようでよかったです。

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